

この記事の内容は、以下のような人を対象にしています。
・人から「話が長い」と思われているもしくは「自分は話が長い」と思っている人。
はじめに:「話が長い」は「型」と「技術」で誰でも改善できる!

頑張って伝えようとするんだけど、うまく相手に伝わらないのよね。

陰で『あの人、話が長いよね』って言われているみたい。ショックだ・・・。
こんな悩みや経験、ありませんか。
「話し方」や「伝え方」については、このブログでも何度か紹介してきました。
私もそうですが、私立学校事務員のなかには「人に説明するのが苦手だから事務員を希望した」という人が少なくありません。

入試広報を担当して高校生と接したいという理由で入ってくる人もいますけどね。
人と話すこと自体はそれほど嫌いではないのですが、とにかく説明や報告が苦手。
だからそういう機会が極力少なそうなイメージのある私立学校事務員という職に就こうと思ってしまうわけです。
しかし、機会が少ないとはいえ、全くゼロというわけではありません。
会議で意見を求められたり、仕事の進捗状況を報告したりするケースは必ず発生します。
その際に、「正確に説明しなければ」「全部伝えないといけない」といった、真面目さゆえの“過剰な責任感”が強く働いてしまいます。
それにより話が長くなり、うまく伝わらなくなってしまうわけです。

よく言えば、話が長くなるのは能力の問題ではなく、むしろ丁寧さと誠実さの裏返しだとも言えますね。自分を弁護するわけではありませんが。
では、どうすれば改善できるのでしょうか。
解決のポイントは「正確に話すこと」よりも「最適に話すこと」を意識すること。
そのためにシーンに応じた話の「型」を覚え、「一言で話す技術」を習得することが悩みを解決することの一助になります。
そこでこの記事では、こうした「型」や「一言で話す技術」を解説した書籍から、誰でもすぐに取り組め、私自身効果を実感しているものを紹介します。
こうした話し方を習得すると、要点だけを伝えられるようになり、ムダで余計なこと説明をすることが少なくなります。
それにより、相手とのコミュニケーションが円滑になり、人間関係も良くなることが期待できます。
話し方は特別な才能がなくても改善できます。
今日から一歩ずつ、最適な伝え方を身につけていきましょう。
書籍の紹介
書籍名:一言で話せ。仕事ができる人の1%会話術
著者名:宮脇 啓輔
出版社:明日香出版社
発売日:2026年5月31日
私立学校事務員が身につけておきたい話の「型」とは?
先述のとおり、私立学校の事務員として働いていると、会議での発言、上司への報告、保護者対応、教員との調整など、さまざまな場面で「説明する力」が求められます。
その際に話が長くなりがちな人は、とにかく「正確に伝えなければ」「全部話さないと誤解されるかもしれない」と考え、思いつくことを次から次へと並べ立ててしまいがちです。
それは例えると、プールに入ってやみくもに手足をバタバタさせるようなもの。
労力の割に前へ進まず、疲労感だけが蓄積されます。

小学校の水泳の時間にそんな同級生を見かけた記憶がありますね。
そこで重要になるのが、泳ぎの「型」ならぬ、話の「型」
クロールや平泳ぎのような型が身についていれば、スムーズに泳ぎ始められるのと同様に、どの場面でも迷わず必要な情報だけを整理して話し始めることができます。
書籍でも次のように解説しています。
ズバリ、断言します。
「一言で話せ。仕事ができる人の1%会話術」より引用
会話は型です。
この「型」さえ覚えておけば、誰でもうまく話せるようになります。
例えば、
会議では、
「結論、Aだと思います」と、自分のポジションを明らかにします
相談では、
「2点相談があります」と、論点の数から提示します
報告では、
「現在の進捗は~」と、今の状態から話します
それぞれのシーンに適した型があるのです。 P29-30
これを知ってから、会議の場などで参加者の様子を観察していると、周りから一目置かれているような人の発言はこの「型」になっていることに気づきました。

聞いている側もストレスなく聞けますよね。
さらに、どの場面でも共通して使える「黄金フレームワーク」について、書籍では述べられています。
結論から簡潔なコミュニケーションを行うために、おさえてほしい流れがあります。
「一言で話せ。仕事ができる人の1%会話術」より引用
それは、「結論→理由→補足」の流れです。まずは、この黄金フレームワークを習得してください。
このフレームワークを取得するためには、繰り返しになりますが「情報が足りないことを恐れずに」まず結論から簡潔に話すことに徹しましょう。
結論は10文字以内が好ましいです。 P59-60
あくまで「好ましい」ですので、10文字にこだわる必要はないと私は理解しています。
- A案に賛成です。
- 処理は予定どおりです。
- Bという要望がありました。
このように、まず「結論」を短く提示することで、相手は話の方向性をすぐにつかむことができます。
水泳の例に戻りますが、泳ぎの型を覚えるのに特別な才能が不要であるように、話の型も覚えれば誰でも使えます。
まずは「結論→理由→補足」の流れを意識した「型」を使って話すことから始めてみましょう。
簡単!すぐに使える「話の型」3選

「結論→理由→補足」の流れはわかったけど、もっと具体的な型が知りたいよ。
そう思った人もいると思います。
そこでここからは、書籍の中で紹介されているすぐに使える「話の型」を3つ紹介します。
その3つとは以下のとおりです。
- 『詳細はあとで話しますので、先に結論からお伝えします』 P43
- 『結論〇〇で、ネクストアクションは〇〇で、懸念点は〇〇です』 P52
- 『考えながら話してもいいですか?』 P59
どれも私が実際に言ってみて、「伝わった感」を感じたものです。
それぞれ解説していきます。
話の型①『詳細はあとで話しますので、先に結論からお伝えします』
これは基本の流れ「結論→理由→補足」に入るときの前置きのようなものです。
この一言が入ることで相手は「これからまず結論を言うんだな」と心の準備ができるわけです。
それにより、お互いが無駄なストレスを感じることなくやりとりできるようになります。
自分だけでなく相手のストレスを和らげることも意識すべきポイントです。
書籍でも以下のように述べられています。
「結論から簡潔に話す」ことは、上司の雑務を巻き取り、業務効率を上げるのと同程度の効果があると言っても過言ではないでしょう。
「
(中略)
これは、上司・部下に限った話ではありません。営業先、パートナー、取引先、すべてに通じる話です。 話がまとまっていない人に関わると打ち合わせの時間も伸びるし、聞いている側は疲れてしまう。 P43

