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実務109:私立学校事務員の日々の悩みを軽くする数学的思考×シンプル化術【書籍紹介】

学校事務員のお仕事(実務編)
jimmy
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この記事の内容は、以下のような人を対象にしています。
・仕事や人間関係などで「モヤっと」した不快を感じている人。

はじめに:人生を「シンプル化」して、不快な悩みから解放されよう!

とある私立学校事務員A
とある私立学校事務員A

コスパとかタイパばかり意識するのに疲れた。でも、もっと効率よく過ごしたい

とある私立学校事務員B
とある私立学校事務員B

もっと大切なことにお金や時間を使いたい。だけどそれが何かわからない

こんな思いが頭に浮かんだことはありませんか?

これまでもこのブログで、「悩みを減らす」というテーマの記事を書いてきました。

  • あらゆるところから舞い込んでくる突発的な業務
  • 学生生徒や保護者など多様なステークホルダーとの人間関係
  • ボーっとしたりダラダラしていてあっという間になくなる自分の時間

このような環境のなかで、多くの私立学校事務員が様々な悩みを抱えています。

jimmy
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部署によっては、ルーティン業務の方がメインの場合もあるんですけどね。
それはそれで、別のことで悩まされます。

ただ、冒頭のセリフのように、どの悩みについても「もっと~できれば」というようなどこか曖昧なものが多い。
なんとなく「モヤっと」した状態を不快に感じているという印象が私にはあります

一体なぜ、そんな状況に陥ってしまうのか。
その原因の一つとして、複雑なものを複雑なままに捉えていることが考えられます

複雑に絡まっている糸を力技でほどこうとしているような感じ
その結果、余計に糸が絡まり、どこから手をつければよいかわからなくなってしまっているわけです。

ではどうすればよいか。
複雑なものを単純な状態にできるようになればいいわけです。

そこで役立つ思考法が「数学的思考」
物事をシンプルに考える「数学的思考」を身につけることが悩みの解消の一助になると考えられます

そこでこの記事では、「数学的思考」について解説した書籍から、物事を「シンプル化」するのに役立つ「型」をピックアップして紹介します

jimmy
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「数学的思考」と言っても複雑な公式や計算は出てきませんので安心してください。

決まった「型」にあてはめてシンプルに考える習慣を身につけることで、あれこれ悩むことが少なくなります。

それにより、複雑さから解放され、今よりもストレスの少ない日々を送れるようになります
つまり「人生の質向上」の効果が期待できます。

参考にしていただければ幸いです。

書籍の紹介

書籍名:人生をシンプルにする 数学的思考

著者名:深沢 真太郎

出版社:三笠書房

発売日:2025年12月22日


なぜ「数学的思考」が「シンプル化」に役立つのか?

日々の仕事や人間関係のなかで、理由ははっきりしないけれど「なんだかモヤっとする」「不快感が積み重なる」という経験は、多くの私立学校事務員が抱える共通の悩みです。

複雑な業務、大量に流れてくる情報、難しい判断。
これらの影響により、心の中に“ノイズ”が増えていき、集中力や気力まで奪われてしまいます。

そんな状態を軽くするために役立つのが、今回のテーマである数学的思考とシンプル化の型です。

まず前提として書籍では、複雑さは人の気分に大きな影響を与えると述べられています。

私は、『複雑さ』が多くの人を不機嫌にしていると思っています。なぜなら、シンプルさが質の高さであるならば、複雑さとは質の低さだからです。人は自分が質の低い状態にあると自覚しているとき、不機嫌になります。 P10

人生をシンプルにする 数学的思考」より引用
jimmy
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さっき例に挙げた糸のもつれみたいに、複雑に絡み合っていると「いー!」ってなりますよね。

この視点は、学校事務の現場にそのまま当てはまります。

書類の多さ、手順の多さ、人間関係が多様性、情報の散らばり。
こうした「複雑さ」は、仕事の質を下げるだけでなく、心の余裕まで奪ってしまいます

では、どうすれば複雑さを減らし、日々の不快感を軽くできるのでしょうか。

その鍵となるのが数学的思考です。
数学的思考とは、難しい計算をすることではなく、物事を「小さく」「少なく」「短く」捉えるための思考法であると書籍では解説されています。

私があなたにお伝えしたいのは、『数学的思考』とは、『小ささ』『少なさ』『短さ』を求めて生きる思考法だということです。少ないことでシンプルになり、質が良くなり、快適な人生が手に入る。 P11

人生をシンプルにする 数学的思考」より引用

この考え方は、学校事務の仕事でも活かすことができます。

例えば、複雑な業務を「3つの要素」に分解する、手順を「最小限のステップ」に整理する、相手に伝えたいことを「短い一文」にまとめる。
こうした小さな工夫が、驚くほど心の負担を減らしてくれます。

jimmy
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因数分解がいい例ですね。

また、数学的思考は情報の整理だけでなく、感情の整理にも役立ちます。

「なぜモヤっとしたのか?」を小さく分解していくと、原因が見えやすくなり、対処もシンプルになります

複雑な悩みをそのまま抱えるのではなく、少ない要素に分けて扱うことで、気持ちの質も自然と高まっていきます。

このように数学的思考を取り入れることで、物事を「小さく」「少なく」「短く」考えられるようになる、つまり「シンプル化」することができるようになるわけです

あてはめるだけ!シンプル化に使える「型」3選

数学的思考が、複雑なことをシンプル化するために役立つことを理解していただけたと思います。

そこでここからは具体的に、数学的思考に基づいた「型」を紹介していきます。

これらの「型」を使って、「仕事」や「時間」「人間関係」などで生じる様々な悩みを整理することで、状況をシンプルに捉えられるようになるはずです

この記事では、以下の3つの「型」をピックアップしました。

  • 「AはBが9割」
  • 「Aの状態になったらBを終了する」
  • 「(       )はかわいいが、(       )は信用しない」

冒頭でもお伝えしましたとおり、数学と言っても難しい公式や計算は一切不要です。

jimmy
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強いて言うなら、XやYを使った方程式みたいな感じですね。

A,Bや( )に自分の状況や考えをあてはめるだけで簡単です。

実際、私もやってみて悩みをシンプル化できたと実感しています。

それでは個別に見ていきましょう。

シンプル化の型①『AはBが9割』

これまでの記事でも、私立学校事務員の仕事は次々といろいろな業務が舞い込んでくることに触れてきました。

生徒からの相談、保護者からの電話、教員からの依頼など、突発的に発生する業務をこなしながら、経理処理や補助金申請といった仕事も進める必要があります

jimmy
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年度初めみたいな繁忙期は本当に大変ですね。

そんなとき、とにかく手当たり次第に片付けていくのも一つの手ですが、多少でも余裕があるなら優先順位をつけて処理したいところです。

「今日はとにかくこれを終わらせる!」とシンプルにやるべきことを1つに絞って取り組むことで、着実にやるべきことを終わらせることができます

そこで書籍では、以下のような方法が紹介されています。

先送りではなく、「メイン」と「そのほか」に分けているだけ。常に淡々と、それを繰り返しているだけ。これが私の思考法であり、シンプルに仕事を進める法則です。 この話から得られる教訓があるとするなら、何かを捨てることができる人は常に「メイン」と「そのほか」に分け、「そのほか」を捨てているということです。 P110

人生をシンプルにする 数学的思考」より引用

先述したとおり、数学的には「少なくすることでシンプルになる
だからやるべきことを「メイン」に絞り、「そのほか」を捨てるというわけです

とある私立学校事務員C
とある私立学校事務員C

そのメインに絞るのが難しいんだよ。

その意見もごもっともだと思います。

そんな人向けに書籍ですすめているのが以下の「型」です。

ひとつだけ、私が実践していることの中で誰でもすぐにできることがあります。次の問いに言葉を当てはめる思考習慣を持つことです。
Aは、Bの9割
AにとってメインとなるのはBである、という言語化です。 P112

人生をシンプルにする 数学的思考」より引用
jimmy
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「9割」という具体的な数字にするところが数学的ですね。

ちなみに私の場合は「学納金収入は、学校の収入の9割」という考え方が基本です。
だから、原則、学納金収入の源である生徒や保護者の対応を「メイン」に据えて仕事に取り組んでいます

生徒・保護者対応がないときは「補助金収入は、学校の収入(学納金収入除く)の9割」といった感じで、計算書類の数値をベースにパターンをいくつか作っています

単なるコスパアップだけでなく、自分が仕事で何を重視すべきかを明確にできますので、皆さんもぜひ何か当てはめてみてください。

シンプル化の型②『Aの状態になったらBを終了する』

続いて、時間のマネジメントに関わる「型」を紹介します。

私立学校事務員の仕事は突然舞い込んでくるものが多いという話をしましたが、もう一つ「終わりが見えにくい」という特徴もあります。

高校の事務室のように様々な関係者との窓口になる部署だけでなく、学校法人本部のような職場でもそれは同様です。

jimmy
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経理でも、旅費精算や取引先への支払いに関する書類がエンドレスで手元に届きますよ。

そんな状況にあるため、自分で意識して仕事の区切りをつける必要があります。

しかし、ここでやりがちなのが「そのままダラダラ過ごす」ということ
ちょっと休憩のつもりだったのが、やめるタイミングがわからず、なかなか仕事に戻れないという経験、皆さんも一度はあるのではないでしょうか。

そんな時に使えるのが次の「型」です。
書籍の解説を見てみましょう。

ですから私はプライベートの時間でも、ついダラダラやってしまいそうなことをするときは意図的に制限を設けます。そしてそれは具体的な「2時間」や「20分間」といった数字とも限りません
(中略)
この話の本質は、「Aの状態になったらBを終了する」というルールを設けさえすれば時間のマネジメントはいくらでもできるということです。 P164-165

人生をシンプルにする 数学的思考」より引用

個人的にポイントと感じているのが「数字に限らない」というところ。
書籍でも紹介されていますが「コーヒーを飲み終わったら」とか「アラームが鳴ったら」という制限でも可ということです。

私の場合、学校のチャイムを活用しています
チャイムが鳴るタイミングで仕事を一旦区切り、また鳴ったら仕事を始めています

適度に休憩を挟むことができ、ダラダラと休むことも減るのでおすすめです。

jimmy
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まぁ、アラームで起きられないという人もいますからね。
自分に合うものを見つけてみましょう。

シンプル化の型③『(       )はかわいいが、(       )は信用しない』

最後は人間関係をシンプルに捉えるための「型」です。

繰り返しになりますが、私立学校事務員の仕事は「事務」という言葉からはイメージできないくらい、他人とのコミュニケーションが必要な場面が多いです。

jimmy
jimmy

派遣職員の人が「こんなに人と接するとは思っていなかった」と言って、辞めたことがありましたね。

そんな多様な人間関係のなかで仕事をするうえで、はっきりさせておきたいのが「誰と付き合うか」ということ。
どんな人を大事にし、どんな人と距離を置くかを明確にしておくことで、人間関係のストレスを減らすことができるはずです

そこで役立つ「型」を書籍では紹介しています。

(       )はかわいいが、(       )は信用しない
前半の( )に入る言葉が、あなたの「好き」を表現します。後半の( )に入る言葉があなたの「嫌い」を表現します。完成されたこの1行が、あなたの人間関係を最適化するためのお守りになります。
(中略)
うまくいかないと感じたときはこの言葉に戻ってきてください。あなたが忘れかけていたことがこの言葉で表現されているはずです。 P237-238

人生をシンプルにする 数学的思考」より引用

バタバタしていると、つい自分が大事にすべきことを忘れがちです
だから、こうして「型」にして明文化しておくわけです

私の場合は、「第一声がポジティブな人はかわいいが、第一声がネガティブな人は信用しない」です。

ポジティブな面に目を向けられる人とは接していて、気分がよくなります。
一方で、「ここがよくなかった」というようなダメ出しから入る人は、それ以上話す気がなくなってしまいます。

jimmy
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そういう人は「じゃあどうすればいいと思う?」みたいに話を掘り下げようとすると、「さぁ?私関係ないし」みたいな感じで逃げるパターンが多いですよね。

だから私としては信用しないというわけです。

こうして基準を明確にして、信用しない人との時間を極力少なくすると、悩むことが少なくなりますのでおすすめです

まとめ

日々の悩みを軽くする数学的思考×シンプル化術」についておさらいしましょう。

  • 「AはBが9割」→「メイン」と「そのほか」に分ける習慣を身につける
  • 「Aの状態になったらBを終了する」→「チャイム」という資源を活用する
  • 「(       )はかわいいが、(       )は信用しない」→付き合う人を整理する

数学的思考を活用したこれらの「型」は、どれも言葉を当てはめるだけで誰でも取り組めます。
それこそ、難しい数学の知識や高い計算力は必要ありません。

ぜひどれか一つでも、すぐに思いつきそうなものがあれば、「型」を完成させて行動してみてください
今までよりも行動を取りやすくなったのを実感できると思います

この記事が、皆さまの頭の中をシンプルに整理することの一助になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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