

この記事は以下のような人を対象としています。
・仕事やくらしに役立つ「いい習慣」を身につけたいけど何をすればいいか悩んでいる人

今より充実したプライベートの時間を過ごすために新しい習慣を身につけたい。

ダラダラした気持ちをパッと切り替えて仕事に取り組めるような習慣はないのかなぁ。
こんなことを思ったけど、結局何も見つからなかったという経験はありませんか。
- 自己成長のために読書を習慣化しようとすすめる書籍
- 健康のためには運動の習慣化が必要と紹介する雑誌
- 充実したプライベートを過ごしたいなら「朝活」がいいと言うテレビ番組
世の中では、「いい習慣」について様々なメディア等が情報を発信しています。

私のブログでも読書の習慣化をおすすめしたりしています。
読書の習慣化については、こちらの記事もご覧ください。
「いい習慣」を身につけることが自分にとって何らかのプラスになることは漠然と理解しているけど、何から始めればいいかわからない。
そういう悩みを抱えている人は少なくないと思います。
しかし、私立学校事務員にとって、いい習慣を身につけようとすることは大切なこと。
それは単純に、習慣そのものがもたらす効果だけでなく、以下のような能力やマインドにつながるからです。
- 習慣を身につけるために、同じ行動を繰り返すことで養われる継続力
- 一度「習慣化する」と決めたことをやり抜くことで身につく実行力
- 「習慣化できた」という達成感から得られる自己効力感
ただ、前述のとおり、重要性をわかっていても実行まで至らない。
それはなぜなのでしょうか。
その原因について、私は「いい習慣」についての情報があふれているからだと考えています。
世の中にはたくさんの「これがいい」という習慣に関する情報が流れており、実際どれがいいのかわからなくなってしまっている。
このような背景が、習慣化の第一歩を踏み出すのを妨げる要因になっているのではないかと思っているわけです。
そこで今回は、世界中の有名な大学などの研究により、科学的に効果が証明された「いい習慣」を紹介する書籍のなかから、私が実践し、取り組みやすくかつ効果があったと感じたものを3つ紹介したいと思います。
その3つとは以下のとおりです。
- かわいいものを見る
- 感情コントロールのアクションを決める&「上」を見る
- 階段の昇降運動をする
数ある習慣の中から、とりあえず3つに絞り込むことで次のアクションが取りやすくなるはずです。
そこから習慣化につなげることができれば、習慣がもたらす効果の享受と継続力などの能力アップといったことが期待できます。
参考にしていただければ幸いです。
書籍の紹介
書籍名
ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科
人生が変わるテクニック112個集めました
著者名:堀田 秀吾
出版社:SBクリエイティブ
発売日:2025年8月1日
【まずはここから】「習慣化の3つの原理」について

そもそも、物事を長く続けることが苦手なんですよね。
そうおっしゃる方もいると思います。
これまでの私のブログで「継続力アップ法」や「努力を仕組化する方法」を紹介してきましたので、まずはそちらをご覧いただければと思います。
さらに今回参考にした書籍でも、「習慣化の3つの原理」として以下の3つを紹介しています。
- まず動く
- ハビット・スタッキング
- ナッジ
一つずつ内容を確認しておきましょう。
まず動く
書籍の解説を引用します。
何か新しい習慣を身につけようと思ったとき、どうしても最初の一歩が重くなってしまうと思います。しかし、人間は動き出しさえすれば、脳が「動いたんだったらもっとサポートしようか?」とより拍車をかけてくれるのです。 P10
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
これは脳の「側坐核」という部位の働きを活用した習慣化の方法のようです。
私のブログでも「『まず3日だけ』とお試し気分でやってみる」という方法を紹介しましたが、それに通じるものがあります。

この方法のおかげで、私は勉強を習慣化することができ、取得したい資格の試験に合格することができました。
- 脳の働きという科学的な根拠がある
- 実際にやってみて、うまくいったという私の成功例もある
この2点から、大変有益な方法だと言えると思います。
ハビット・スタッキング
あまり聞き慣れない言葉だと思いますので、これもまずは書籍の解説を確認しておきましょう。
すでに備わっているハビット(習慣)に新しい行動をスタッキング(くっつける)することで、精神的な負担を少なくしながら、新たな習慣をすぐにつくることができると言うわけです。 P11
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
誰でも何かしらすでに習慣化しているものがあるはずです。

歯磨きや洗顔、いつものスーパーでの買い物など、当たり前すぎて意識してないような習慣がきっとあると思いますよ。
そのような習慣に新たな習慣をくっつけてみましょう。
ちなみに私の例ですが、以前「ガムを嚙むこと」を習慣化したいと思ったことがありました。

食事の際にあまり噛まずに飲み込んでしまう癖があるので、嚙む習慣を身につけたいと思ったんですよね。
その時に見つけたのが「歯科用ガム」
ガムにしては結構なお値段ですが、すぐに購入しました。
そして食後の歯磨き習慣にスタッキングして、習慣化に成功しました。
皆さんも、まずは思いつく限り普段やっていることを書き出してみてはいかがでしょうか。
ナッジ

さっきから意味不明なカタカナばっかりなんですけど。
そんな声が聞こえてきそうですが、これで最後なのでお付き合いください。
まずは書籍の解説を確認しましょう。
人間の意思決定は、私たちが考えている以上に環境に「依存」し、「最善の妥協」をする形で行われています。
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
裏を返せば、環境が人間の意思決定を左右するということは、意思の強さ・弱さとは無関係に、人間の行動は環境によって変えることができるということです。 P14-15
「ナッジ」は行動経済学という学問の用語のようです。
私たちの身の回りのもので言うと、地面や床にデザインされた「靴のマーク」がナッジの具体例になります。

意思の強弱に関わらず、靴のマークの上に足をあわせてしまいませんか?
こうした環境の整備により行動を変えることで、意思とは無関係に行動が習慣化されるというわけです。
先ほどのガムの例ですが、私の場合、歯磨きセットのそばにガムのボトルを置くようにしていました。
嫌でもボトルに目が行き、手に取らざるを得ない環境をつくったことも習慣化に一役買ったと感じています。
色々なところに「ナッジ」の例がありますので、参考にしてみることをおすすめします。
【ルーティン業務のお供】かわいいものを見る
ルーティン業務の多い私立学校事務員の仕事にとって、集中力をうまくコントロールしながら作業効率を上げることは大変重要です。

同じようなことを繰り返し行うことが多いですので。
この習慣は、そんな私立学校事務員にピッタリだと思っています。
書籍の解説を引用します。
広島大学の入戸野らが大学生約130人を対象に行った実験によると、「かわいいものを身のまわりに置くことで、作業効率を上げることができる」ことが示唆されています。 P55
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
子ネコや子イヌの写真を作業の間に見せたところ、作業効率がアップしたそうです。
さらに、以下のように集中力にも好影響があるとのこと。
ペンシルバニア大学のグロッカーらの研究では、かわいい赤ちゃんの写真を見ると、やる気や集中力や喜びに関係する脳の部位が顕著に活性化されることが確認されています。 P56
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用

見る時間は1~1分半程度がよいそうですよ。
以前のブログでも紹介しましたが、私は怒りの感情をコントロールする際に「かわいいもの」を活用しています。
こちらの記事もご参照ください。
このように、特にメンタル面で様々な効果が期待できる習慣ですので、スマホに何か「かわいいもの」を忍ばせてみてはいかがでしょうか。
【簡単】感情コントロールのアクションを決める&「上」を見る
これもメンタル面にいい効果を与える習慣です。
書籍の解説を見てみましょう。
「後悔がわいたときは手を洗う=気もちが安らぐ」という具合に、決まったアクションをすると、脳は自動的にそれに付随した感情へと導きやすくなるのです。 P266
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
感情をコントロールするためのアクションを決める、ということです。
そして同じ書籍には以下のような習慣が紹介されていました。
体の感覚と感情はリンクしている。嫉妬などネガティブな感情が湧いてきたら「上」を見て感情をコントロールする。 P228
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
上を見ながら考え事をするとポジティブな出来事が思い起こされやすい、という研究結果があるようです。
これを読んで私は、感情をコントロールするために「上を見る」というアクションを決めてみました。
ネガティブな気持ちになったら、外に出て上を見る。
確かに、悪い方向に傾いた気持ちがいい方向に向くまではいきませんが、元の位置に戻ってくるような感覚を実感しています。
【仕事と健康の両面にプラス】階段の昇降運動をする
座位時間を減らすことは、健康寿命を延ばすうえで重要です。
健康寿命に関しては別の記事でも触れていますので、そちらもご覧ください。
しかし、私立学校事務員の基本はデスクワーク。
意識しないと座位時間は増える一方です。
そんな私立学校事務員におすすめなのが、階段の昇降運動です。
書籍の解説を確認しましょう。
米ジョージア大学のランドルフとオーコナーの研究によると、コーヒーを飲むよりも、「身近な場所で10分間の階段の昇降運動をしたほうが、眠気覚ましに効果があり、モチベーションも上がる」ことが明らかになっています。 P120
「ハーバード、スタンフォード、オックスフォード・・・科学的に証明されたすごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました」より引用
私の勤め先は、授業と授業の間の休憩時間が10分です。
これを利用して、校内の階段を上り下りしています。
座位時間の削減、眠気覚まし、生徒の様子の確認や施設設備の点検など、一石二鳥にも三鳥にもなる習慣だと思っています。
まとめ
私立学校事務員向けの具体的な習慣と実践してみた私のエピソードを紹介しました。
どの習慣も道具が不要で、すぐにでも始められる簡単なものばかりです。
しかも効果が科学的にも私の経験上でも実証されているとくれば、もうやるしかないと思います。
こうした簡単なものを確実に習慣化することができれば、「やればできる=自己効力感」も高まり、また新たな習慣に取り組もうとする意欲につながるのではないでしょうか。
仕事やプライベートの時間を充実させるためにも、ぜひチャレンジしてみてることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。






